バブリーだった夕張駅

◆バブリーだった夕張駅

古い駅舎だった鹿ノ谷駅を出て、いよいよ夕張線の終着の夕張駅に向かった。財政破綻をしたからといって、外から見る街並みは、何も変わらないと思うが、やはり随所にそのバブリーなところが見受けられた。やがて夕張駅なる案内板が見えたので右折すると、そこにはでっかいホテルが聳え立っていた。まさかここが夕張駅か？？と思いながら近づくと、やはり駅では無さそうだ。そしてよく見るとその傍らに、小さな洋風の建物があり、夕張駅と書いてあった。なんだか少し、ホッとした気分だった。こんなでっかいホテルが夕張駅だったら、札幌駅と肩を並べてしまうではないか。うーん、しかし、1日数本の運行しかない駅の傍らに、このでっかいホテル・・・どう考えても、釣り合いが取れていないと思うのだが。

さて、夕張駅だが駅舎はとてもモダンな洋風な建物で、隣のホテルに附随した建物と勘違いさせるくらい立派であった。しかし、中は誰も居ないようで、お店もシャッターを閉ざし、バブリーらしさが見受けられた。なんどか、テレビの旅番組で夕張駅を見たことがあるが、実際にここに着てみてそのバブリーさを痛感したのであった。