トマム駅 (石勝線)
◆山の中のトマム駅
串内信号場を出て、また信号場を探すが、そうは簡単に見つからない。下調べが不十分で、詳細な地図を持っていなかったので、道路沿いの線路に目を凝らすのが精一杯だった。そして、いくつかある信号場を見つけられないままトマム駅までやってきた。なんだか山の中にポツンと在るような駅だ。リゾートとして有名なトマムは、バブルの象徴のような派手なビルがあると聞いていたが、駅周辺からは見えていないようだ。
トマムとは漢字で「苫鵡」と書く。苫小牧の「とま」に鵡川の「む」で、トマムという。駅名は漢字表示ではなく、カタカナ表示となっていて、ニセコなどもカタカナ表示の駅なのだ。
駅の時刻表を見てみると、あと10分ほどで札幌行きのスーパーおおぞらがやってくるようなので、駅を観察しながら待つことにした。ホームのすぐ側のポイントには、巨大スノーシェルターが口を開けている。冬場の大事な交通手段を寸断されないためにも、必要な設備なのだろう。しかし、いったい石勝線にはいくつのスノーシェルターが存在するのか、探してみるのも面白そうだ。
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