新夕張駅 (石勝線)
◆やっと街がみてきた新夕張駅
楓信号場を出て、次の新夕張駅へ向かう。新夕張駅に近づくにつれ、やっと人家も多くなってきた。占冠駅周辺も人家は少なかったし、大きな街は、新得駅を出て以来、ここ新夕張駅周辺まで全然無かった。石勝線のこの間は普通列車が存在しない理由が、ここの路線と並行して走ってみてよくわかった気がした。
ちなみに、楓駅が2004年に廃止となって信号場に格下げになって以来、新夕張〜占冠間(34,3km)は、日本最長の駅間距離となっているそうだ。
さて、新夕張駅だがかなり立派な建物で高架になっているようだ。駅前駐車場も広く、パーク&トレインの利用にもよさそうだ。この新夕張駅は元紅葉山駅で、駐車場の片隅に旧駅名票が飾られている。隣の駅は沼ノ沢ということは、石勝線が未開通のときのものなんだろう。
ホームに出てみると、2面4線の島式ホームとなっていて、ここから石勝線の支線の夕張線も発着している。そして、この駅始発の普通列車は、札幌、南千歳方面にしか出ていない。新得方面に向かう普通列車無いのだ。
しかしお得なときもあるようで、この駅を起点に新得に行くなら運賃は普通料金だけで特急列車の自由席に乗ることが出来る。しかし、新得を1駅でも過ぎると、特急料金を取られてしまうので、新得より先の駅にいく場合は一旦、新得までの切符を買って、改札を出て新たに切符を買いなおす必要がある。特急に乗って新得で降りても、新得で改札を出ないでそのまま乗り換えの普通列車に乗っても特急料金を取られる。新得で改札を出て、改めて切符を買い求めないと、この特例は適用されないようだ。その逆のケースも同じなので、注意が必要だ。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.