占冠駅 (石勝線)
◆だーれも見かけなかった占冠駅
滝ノ沢信号場を跡に、占冠駅に向かった。石勝線はこの辺りを過ぎてから道道沿いには見えてこない。おそらく少し離れたところを通っているのだろうが、辺りは山また山の超秘境地帯である。道路が通っているのが不思議なぐらいの山の中だ。そして占冠の少し手前で国道237号線と合流した。ここを右折すると、根室本線の金山駅方面に続いているようだ。石勝線の旅はここを左折し、占冠駅に向かうのだった。北海道に上陸後、数々の路線を周ってきたが、これほど凄い秘境地帯は今までに無かった。延々と続く山中を黙々と車を走らせるといった感じだ。そして、しばらくすると占冠駅までやってきた。なんだか落ち着きのある感じの駅なのだが、人影が見当たらない。駅の窓口には電灯が点いているが駅員は見かけなかった。というか、管理委託駅なのでJRの職員はいないのだった。駅前には数台の車が置いてあるが、列車で出かけたのだろうか。結局、駅を観察してまわる間、誰とも出くわさなかった。列車の来ない時間帯は、ゴーストタウンといったところか。
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