清水沢駅 (石勝線)
◆広い駅構内の清水沢駅
久しぶりに待合室に人が居た南清水沢駅を出て、次の清水沢駅の向かった。そんなに距離は離れていないようなのですぐ着いた。大きな古い駅舎はやはり、炭鉱で賑わっていたころの名残であろう。
駅の構内もかなり広く、駅舎を出てホームまでは50mぐらいは離れている。ちょっとしたスポーツでも出来そうなぐらいの広さがあるが、やはり線路の撤去跡なのだろう。
夕張はその昔、炭鉱の町として栄えたが、時代は移り変わり、石炭から石油の時代となった。それを境にみるみると石炭産業は衰退の一歩を辿っていった。その残骸がこの駅にも見受けられる。筆者の子供時代のころに北海道の炭鉱で落盤事故というニュースを良く見た記憶があるのだが、ここ夕張で思い出すのは北炭夕張新鉱での落盤事故だった。多数の犠牲者がでた事故だったのだが、あの事故以来炭鉱は閉山となり、大多数の人が職を失って、夕張を去った。悲しい事故と財政破綻の町として、夕張のイメージが私の脳裏に刻まれているのであった。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.